

リフォームする際、方法や順番を間違えてしまうと光熱費が高くなったり、数年後にまたリフォームしなければならない、なんてこともあります。 そうならないように、まず省エネ住宅にするためのポイントを押さえましょう。
先ず、家は快適でなければなりません。
毎年多くの人がヒートショックを起こし寒いえ家の犠牲になっています。基本的に室内の温度差は6℃以内にしなければなりません。また、断熱性能、気密を上げる事は、冷暖房費の節約に直接関係します。
今後の家づくりのキーワードは、エネルギーの使用は極限まで減らしながらも、快適性は決して犠牲にしない家づくりを北海道の気候、風土を組み入れ、皆さんの手の届くコストで提供する事だと思います。
断熱・気密の例
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| 換気パイプとの隙間にウレタンを吹き付け気密性能を上げます。 | スイッチBOXにも気密ケースをつける事で気密性能を上げます。 | お風呂下の断熱写真です。断熱板とグラスウールで気密性能を上げています。 |
オール電化だから省エネだというイメージがありますが、大きな間違いです。高効率の設備機器を選ぶことが大事なポイントです。
リフォームの際は、ぜひリフォーム会社に「この給湯器の年間の電気代は幾らですか?」「この暖房機の年間の電気代はいくらですか?」とシビアに説明を要求してください。
リフォームしてオール電化にしたら、冬の暖房費が月3万かかったなんてよくある話です。
そして是非、COPとAPFという言葉を覚えてください。
COP(エネルギー消費効率)
定格条件における消費電力1kW当たりの、冷暖房能力(kW)を表したもの。1COPなら、1のエネルギーで1しか働かないということ。6COPなら、1のエネルギーで6働くということ。つまりCOPの数字が大きいほど、省エネ性能の優れた機器といえます。
APF(通年エネルギー消費効率)
年間を通してある一定条件をもとに使用したとき、1年間に必要な冷暖房能力を、1年間で消費する電力量(期間消費電力量)で除した数値。APFが大きいほど、省エネ性能が優れた機器といえます。
暖房機器のCOP比較
| 1 | 昔の石炭やストーブ | COP:0.3~0.4 |
|---|---|---|
| 2 | 新型の石油ストーブ | COP:0.75~0.8 |
| 3 | 蓄熱暖房費 | COP:1 |
| 4 | 電気パネルヒーター | COP:1 |
| 5 | 電気温水器 | COP:1 |
| 6 | HPエコ給湯 | COP:3~4 |
| 7 | HPエアコン暖房 | COP:4~6 |

自然エネルギーも有効活用します!
住宅性能を高めるのに、自然エネルギー(太陽の熱・気流)の力も使います。
太陽の熱は、夏場と冬場の太陽の位置の違いを計算し、夏場は太陽の位置に合わせひさしを設ける事で室内に直射日光が入らない様にし、冬場は直射日光が入り込むような設計にすることで、夏は涼しく、冬は太陽の熱の力で暖かさを得られる住宅にする事が可能です。

高気密な家になればなるほど換気が大切になりますが、これも電気を使わず気流の流れを使い自然の力で換気を行える様にします。
こう云った積み重ねが、冷暖房費・電気代の節約に繋がって行きます。
自然の力を借りる考え方
- 夏の日差しを遮蔽する。冷房負荷の軽減
- 冬の日差しを暖房として取り入れる(蓄熱も考慮に入れる)
- 室内の風の通りを計算する。冷房負荷の軽減
- 換気の損失を減らす。熱交換換気
- 太陽光発電の設置
- 太陽熱の温水利用
- CO2排出の軽減、ライフサイクルCO2も考慮する
家から熱が逃げていく場所があります。築30年の家の場合、元の熱量が100%とすると、窓から33%の熱が出て行き、壁から35%も出て行きます。
これではいくら灯油ストーブなどで部屋を暖めても、暖かい熱が出ていってしまうので、暖まらない家=暖房費のかかる家ということになります。

高断熱+高気密住宅は熱を入れる「器」である
住宅の床や天井、壁に断熱・気密工事を施し、高断熱+高気密にすることで、少しの熱を住宅内に溜め込み、光熱費は少なく、温かい快適なお部屋を作る事ができます。まるで魔法瓶の様な住宅です。
高性能・低燃費な住宅を目指す上で、改善箇所の優先順位があります。一般的に下記の順番で改善することで最も効率良く住宅性能を高められます。せっかくのリフォームなので、ポイントをおさえて上手にリフォームしましょう。

高性能・低燃費な住宅を目指す上で、改善箇所の優先順位があります。一般的に下記の順番で改善することで最も効率良く住宅性能を高められます。せっかくのリフォームなので、ポイントをおさえて上手にリフォームしましょう。


エネルギー効率の改善や断熱対策など、すべてのリフォームがおこなえればベストですが、予算的に難しい場合もあるかと思います。でもあきらめないでください。リフォームメニューからの組み合わせでバランス良く改善することで、低コストで断熱、エネルギー効率アップが可能です。














































